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田沢湖

甲田や十和田湖では紅葉も盛りを過ぎ、初霜も終わった10月29日に田沢湖まで行って来ました。ルートは下の通りです。

田沢湖ルート

回のツーリングはヘッドライトのステーを作ってもらった金沢製作所の社長さんと行くはずだったのですが待てど暮らせど来るはずの連絡がこない・・・と思っていたらどうやら修理に出しているバイクが仙台の工場に行ってしまったきりだとか。でも、もう行く気満々なのでソロツーを決意して待ちに待った日曜日。空は曇っていましたが雨の確率は低いし気温もまあ土曜日よりは良い感じ。今回も早起きして朝6時に出発!

2灯にしました。
今回も出発前の1枚。前照灯を2灯にしました。

初に向かった先は三戸城跡(城山公園)。あまり有名じゃないので全然期待しないで行ったのですが、予想に反して当たりでした。城としての規模はそれほどではないものの城の敷地だった部分は全て公園として残っているし、当時のままの石垣があったり、 本丸跡や復元?した城門資料館などもあり城跡としてはかなり立派!な方だと思います。個人的には完璧に整備されていない分、弘前城なんかよりは興味深いものがありました。

に向かったのは九戸城跡。他の場所のことは知りませんが、津軽とか南部とかに点在するたくさんの城跡はそれぞれが年代を追って密接に関わり合っていてとても面白いです。「あ、ここの城主はあそこと同じ人だ」とか「あの城の城主の息子だ」とか。・・・何てことはあんまり考えたりしないけど。

九戸城跡は、何かとても悲しい感じがする場所でした。他の多くの城跡のように木がたくさんあったりとか神社が建っていたりとかではなく、公園になっているわけでもなく、かといって住宅とかになってしまっている訳でもない。建造物も残ってないし、ただ城のあった場所が残っているだけ。まるで、そこだけ時間の流れから弾き出されたように。

九戸城跡
広大な敷地に堀や垣、盛土が残るだけ。

ょっとブルーになった気持ちを振り切って今回の目的地田沢湖へ向かってGO!程なく馬仙峡を通り抜け国道4号線に出たところで写真を撮っていると遠くの方からスーパートラップのずぶとい音が!見るとそれはV−MAXとGOLD WINGの一団です。ちょっとくっついて行こう!何て思って走り出しはしたものの、こりゃ駄目だ。追い越しの加速度に全然ついて行けません。で、敢えなく撃沈。いいなぁ大排気量は。ちょっと欲しくなっちゃった・・・

男岩・女岩
モッコリ男神岩・なぜか女神岩

して仙岩道路を通り抜け無事に田沢湖へ到着。しかし、観光バスや乗用車の多いこと。そしてそこら中にそれこそウジャウジャいるジッちゃまバッちゃまの群・・・地元ライダーもいっぱいいました。

あ、そんなことは気にせずに田沢湖の外周道路をたつこ像に向かって走り出すと道も悪くないし、程良いワインディングで気持ちいい!これで天気が良くって車も少なければ最高でしょう。
そしてたつこ像にご対面。うーわっ!聞いてはいたけど本当にまっキンキンなのね・・・ちょっとえげつない感じがしますよね。

沢湖をぐるっと回ってほっと一息つくと、予定より2時間遅れで次の『マインランド尾去沢』へ出発。

たつこ像飲水思源像
たつこ像と飲水思源像

インランド尾去沢はとっても尾去沢鉱山という大規模な鉱山の跡地で、何でも豊臣や徳川の財政のバックボーンになっていたとか何とか・・・山の中を複雑に絡み合うように延びた坑道の一部は観光坑道として解放されていて、千円ちょっと払うと案内用のイヤホンを渡されて、その説明を聞きながら坑内を巡ります。私が行ったときはちょうど団体さんの婆ちゃん達がいて、もううるさいのなんのってイヤホンの説明なんか全然聞こえないほどでした。その他にもいろいろなアトラクションがあって子供と来ても楽しめそうでしたが、まあ、この手の観光地の多分に漏れず団体さんがいなくなれば静かなもんです。

尾去沢鉱山遠景
尾去沢鉱山遠景。廃墟のようです。夜は怖いかも。

中には帰ると妻と約束して出てきたのに、なんとここで日没。予定では十和田湖を通って帰ろうと思ってたんですが、寒いし暗いし・・・早く帰りたかったので迷わず高速で十和田I.C.から青森I.C.へ。で、みちのく有料道路を通って無事帰宅。寒かったー本当に寒かったー!ホントにもう日没後はダメダメです。

て、来年の一発目はどこに行こう?やっぱり今年と同じく5月のキャンプから入ろうかなぁ・・・ムフフ、楽しみじゃ!

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