円覚寺
真言宗醍醐派

円覚寺

上田村麻呂が聖徳太子作十二面観音像を安置草創したというこの寺は貞観10年(868年)円覚法印により再興され、以後代々豪族津軽歴代藩主の庇護厚く、北前船交易の盛時航海安全祈願の船人が数多く船絵馬を奉納、澗口観音(まぐちのかんのん)として崇敬された。特に全国唯一の北国船絵馬は歴史的文献として貴重である。

れら船絵馬は室町時代初期の薬師堂内厨子と共に国指定重要文化財である。