| BACK |

5月2日 5月3日 5月4日 5月5日

東北3県ツーリング
(青森・秋田・岩手)

5月3日(木)

の日ここにキャンプしていたのは私と中型のオフ車に乗った神奈川の方とBMWのGS・・・何とかというオフ車に乗った岩手の方の3人。昨日の晩はキャンプ場から見える街の灯を肴に楽しく談笑させてもらいました。

八森山の朝
午前4時半、スパゲティー茹でてます。

ャンプにくると必ず朝早く目が覚めます。今日は午前3時に起床。4時くらいまで寝袋の中でダラダラして4時から朝食の準備。今日は梅スパゲティーと昨日買っておいたレタスに、シーチキンのマヨネーズあえ。けっこう苦しかったです。やっぱレタス一個はちょっと無理があったか。

てと、今日は男鹿半島に行って秋田県南外村にある大畑キャンプ場に行くだけだから、ちょっとゆっくりして6時過ぎに出発。

イクに乗ってキャンプ場の出口に行くと軽トラからおじいさんが降りてきて「200円だよっ!ただで泊まろうったって甘いんだよ。いるんだよ。あんたみたいなのが。だからこうして早くから・・・・・」長くなりそうだったので200円渡してにっこり笑って「朝早くからお疲れさまです!」でおしまい。神奈川の彼が起きてきたので軽く手を振って今度こそ出発!

図を見ると男鹿までの途中に檜山城跡とその麓の多宝院というのを見つけたので迷わず寄り道。これもやっぱり山城で、ちょっと歩いては行きたくないような上り坂の上にあります。その坂の途中でチャリダーの親子が必死に漕ぎながらも手を振ってくれたのでサムズアップ(親指たてるやつネ)でご挨拶。こういうちょっとしたコミュニケーションて気分いいですよね。

桜とビラーゴ
大山家住宅にて。ちょっとアーティスティックなのも
撮ってみたいんですけど・・・。

い国道に飽きたので県道をチョコチョコ走っていると。車が擦れ違えるかどうかというくらいの細い住宅街の道でなんと国の重要文化財を発見!大山家住宅というのですが、何でもなんか珍しいんだって。

して男鹿半島に到着。まずは月並みながら寒風山の回転展望台へ。行ったは良いけど駐車場の周りは凄い渋滞!車は不便じゃの〜。と他人事のように駐車場に入り最初に探したのはコンセント!電池充電しなきゃ・・・。が、売店で頼むも門前払い(当然か)。食堂は「食べて行くんだったらいいよ」って言ってくれたけどビンボーツーの僕にはちょっと無理。で最後の手段、便所へ。それも車椅子用の個室へ。したらやっぱりあった。使ってないコンセント。ちょと失礼して充電器を差し込むと『清掃中』の札でコンセントを隠して90分間だけ観光へ。

転展望台では360°写真を撮ろうと試みたのですが敢えなく失敗。その下の階には八郎潟の歴史を写真で紹介していたり、かつて干拓される前に漁民が漁に使っていた船なども展示してあったりで、興味深いものがありました。

っくりと見て回ったんですが、1時間も経たないうちにやることがなくなってしまいブラブラしていると珍しいバイクを発見。それはカタナの3型というバイク。ヘッドライトがリトラクタブル・・・だっけ?パカッて開くようになってるんです。車では時々あるんですけどバイクで採用しているのはこれだけなんだそうです。プラモデルでは3台くらい所有してたんですけど本物は初めて見ました。

カタナ3型
このバイクについて色々説明してくれたんですが、
ご免なさい。全然覚えてません・・・

うこうするうちに充電も終わったので展望台を後にして、秋田のDSC乗り青龍さんのお勧め、真山神社の隣にある『なまはげ館』へ。

この『男鹿真山伝承館』では「なまはげ体験」が出来ます。毎年大晦日になまはげが家にやってくる様子を再現して見せてくれるんです。民家を模したこぢんまりとした会場の戸が閉められると「ウヲー」という雄叫びをあげ大きな足音をたてながらなまはげが家の中を歩きまわります。このなまはげは泣いている子供を連れて行ってしまうというので会場の子供達は恐いのも我慢して泣かないことに必死です。「僕泣かないよ!僕泣かないよ!」って。アハハ・・・おもしれー。今度うちのボウズもつれて行こーっと。ひとしきり徘徊した後は家の主とのコミカルな問答が展開されるんですが、東北の言葉が分からないとちょっと厳しいかも。聞き取れればとっても面白いのでこれから行く人は耳を東北訛りにして行った方がいいかも。

なまはげ体験
「ヲーわりぃごいねぇがぁー!」

なまはげ体験
主は家族を守ろうと必死です。

時を過ぎた頃には胃もたれするくらいなまはげを満喫して男鹿を後に。今日は秋田をズズっと南下して南外村にある大畑キャンプ場まで行くだけだったので割とのんびり走って南外村の隣町で温泉に入り「今日は明るいうちに飯が食えるか。」なんて思いながらキャンプ場へ・・・キャンプ場へ・・・キャンプ場はどこじゃ?探しているうちに日も沈んで、仕方なく地元の人に聞くと以外にも「知らない」と言う人が何人も。ようやく知っている人を発見して場所を聞くもその場所の近辺にはキャンプ場は見つからず。そんなこんなで辺りは真っ暗になるし腹も減るしで結局近くの道の駅中仙(なかせん)の裏でテント張りました。

道の駅中仙の裏
夜中に目の前の川の方からブランコを漕ぐような音がして・・・

 

5月2日 5月3日 5月4日 5月5日

| BACK |