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その1 その2

男鹿半島

その1

前から一度は行ってみたいと思っていた男鹿半島に遂に行って来ました。

回の計画。6月24日は十和田湖で私の所属している釣り倶楽部『三沢アングラーズ』のキャンプ。25日は十和田湖⇒黒石城跡⇒白神ライン(ダート45q初挑戦!)⇒十二湖(日本キャニオン)⇒風の松原⇒寒風山⇒入道崎⇒八望台⇒桜島キャンプ場。26日は桜島キャンプ場⇒秋田城跡⇒千秋公園(久保田城跡)⇒五城目城跡⇒十和田湖⇒六戸のはずでしたが、途中で事故ってしまい、あまり歩けなかった都合上、走り倒しになってしまいました。

男鹿の夕日
男鹿の夕日と二ノ目潟。水彩画風にしてみました。

月24日朝。今回も天気が怪しいようです。今日は大丈夫そう。明日は・・・雨だろうなぁ・・・とは思いながらも構わず出発。初日はアングラーズのキャンプなのでとりあえずキャンプ予定地の宇樽部キャンプ場へ1番乗り。とかろが、営業は7月1日からと言うことでまだ鎖がひいてある状態でした。電話で確認したときは丁寧に料金まで教えてくれたのに・・・で、その旨を会長に連絡して近くの花鳥渓谷キャンプ場を見に行ったんですが、これがまた高くって結局昔キャンプ場だったらしい子の口近くの空き地に泊まることになりました。まあ、結果的には正解でした。無料だし、他に人いないし。

アングラーズの面々
アングラーズの面々。今回は9人でした。

としきり飲み食いして酒に飲まれ始めたメンバーを後目にさっさと就寝した私は夜中に2回ほどたたき起こされながらも何とか明るくなった頃には支度を整え、ちょうど目を覚ましたスポーツスター乗りの松田さんに別れを告げて揚々と出発!

雨の中をマンホールに気をつけながらまずは休屋へ。あまりにもしょっちゅう来ているので素通りしようかとも思いましたが、霧雨も上がり朝の空気がおいしかったのでブラブラと十和田神社から乙女の像へ。私が中学校の修学旅行で来たときにも思いましたが、これは果たして『乙女』なのか?乙女というよりは『オババ』の方が・・・そう思った人は私だけではないはずです。

乙女の像
乙女なんだってさ・・・

て今度は白神ラインのダート45キロを走破すべく八甲田を越えにかかった矢先・・・痛恨の転倒!

所は十和田湖の北西側、滝ノ沢峠の手前。短いトンネルになった登りの急な右カーブ。下ってくる車が怖かったのでたまたま道の外側を通ってしまったばっかりに湿った砂泥に前輪がとられてストーンといきました。気付いたら転けていた感じ。転けてから滑っている間、バイクはトンネルの壁に接していたので体がバイクから離れず右足がゴリゴリいっているのがわかりました。

バッ!いったかなぁこれは・・・と思いつつバイクの下から抜け出すと車が来てないか確認して自分の体をチェック。ズボンの膝が破けて痛みがある以外は大丈夫そうなので、ひとまずバイクを起こして安全なところまで避難しました。

ーブを抜けた路肩の空き地にバイクを止めて、右膝を見る前にバイクをチェック前ブレーキのリザーバーが削れた以外特に傷はなし・・・?案外軽かったと思ったら、右のブーツがブッ壊れてました。最後に膝の状態を・・・・・来た来た!アスファルトで削れたお肉がビロビロになってるのを見たとたん案の定貧血が。キーンって耳鳴りもして来ましたが、誰もいないこの状態では黙って意識を無くしてる場合じゃないので取りあえずカッパを脱いで傷口の泥を口で吸い取って手ぬぐいで傷を縛ったところで失神・・・我ながら情けない・・・

識が戻るともう一度傷口をきれいにして(口と舌で!)ズボンと擦れないようにバンドエイドを貼って病院を探しに黒石へ。
日曜だったこともありどこもかしこも休診。ズボンの下で血が垂れるのがわかるし、病院は諦めかけて薬局へ行くと黒石の厚生病院が当番医であることを知り、何とか受診できました。医師にこの後もツーリングを続ける意志を伝えると「信じられない!」という表情でしたが、家に帰るまでの治療セットをくれました。

青龍さんとDSC
青龍さんの後ろ姿。

療もすんでほっと一息したところでさっきの薬局の爺様に750円の水ようかんのセットを持って挨拶にいくと、なんと950円で売っていたリポビタンDのセットと千幾円かの痛み止めをいただきました。わらしべ長者ここにあり!

計を見るともう昼になってしまったし、膝も痛いのでダートは諦めて青龍さんと合流すべく秋田へ南下。携帯で連絡を取り合いながら無事合流して青龍さんの先導で男鹿へ向かいがてら、走りながら写真を撮れないかと苦心のあげく何とか上の1枚が撮れました。

入道先にて
入道崎で青龍さんと。膝が曲がりません。

すがは地元だけあって難なく入道先へ到着。日も傾いてきて良い景色だったんですが、歩きたくなかったのでそのまま飯屋へ。前回の津軽では青龍さんにゴチになったので今回はお返しということで二人してウニいくら丼を堪能しました。いやこれがまた旨かった!

事がすむと青龍さんがどうしても見せたい場所があるとのことで、日が沈む前に急いで八望台へ。なんとか日のある内にたどり着いて最高の夕日がみれました。彼はここに彼女を連れてきたりするのでしょうか・・・(デバガメ)

八望台の夕日
八望台の夕日と青龍さん。

して青龍さんはお仕事へ、私は今日の宿泊地である男鹿桜島野営場へ。フロントで許可証をもらい、強風の中テントを建てて早々に就寝しました。

その1 その2

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